2011年01月03日

わけがわからない遺言書なんてトラブルのタネ?

せっかく遺言書が出てきたと思っても、書いてあった内容が「兄弟仲良く財産を分けるように」の一言だとしたら開いた口もふさがりません。

笑い話みたいに聞こえますが、実際にこういった遺言書があるから困りものです。

仲良くという部分はいいとしても、具体的にどうしたらいいのかが何も書いていないので、何の役にも立たない遺言書の一例です。

ここまでひどくなくても、妻に自宅とその土地、同居している長男に未上場株式全部と賃貸アパートとその土地、遠く離れて住んでいる次男には預金全部みたいなバランスの悪い遺言書もあったりします。生命保険があれば別ですが、これでは葬儀費用や相続税の支払も難しいということになりかねません。

しかも、遺言書を書いた当時はたくさん預金があったのでしょうけど、亡くなったときにはスッカラカンみたいな状態ということもあり得るわけで、もしそうなってしまうと、弟の「怒りが爆発」という事態になります。

故人が遺言書を書いたときにどう思っていたのかがわかれば、まだあきらめがつくこともありますし、全員で話し合って遺産分割協議を行うこともできますが、一度「怒りが爆発」状態になってしまうと、なかなか冷静に話をすることが難しくなってしまいます。

別に遺言書には法律で決められたことだけを書かなければいけないわけではありませんので、「付言事項」として、どうしてこのように分けて欲しいと思ったのか、遺された人たちへの思い、感謝の言葉などを書いてもいいのです。もしこのような記載があれば、トラフルのタネを大きく減らすことができますよ。

遺言書を書くときは、是非検討してみてくださいね。


P.S.もっと学んでみたいと思う方におすすめです。付言事項のサンプルもありますよ。

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http://www.seminars.jp/s/46038


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Posted by ユナイテッド・アドバイザーズ株式会社 at 22:07│Comments(0)Q&A小ネタ集
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